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性器周辺にイボができる性病、コンジローマ

薬を持っている人

コンジローマは、ヒトパピローマウィルスが原因となって起こるイボを有する性病です。
多くあるヒトパピローマウィルスのうちの幾つかの種類によって引き起こされます。
潜伏期間は数週間から8か月と長いことが特徴です。
そのため、現在のパートナーから感染したと勘違いされることもありますが、数ヶ月前に他にパートナーがいれば、その人からの感染も疑われます。
複数いれば、相手を特定できないこともあります。

イボが出来るのは、性器と肛門周辺であることがほとんどです。
性病の中でも、男性は20代後半、女性は20代前半と比較的若い世代に広がっている性病です。
コンジローマのイボは良性の腫瘍なので、ほとんどの場合は増殖していきます。
ヒトパピローマウィルスのある種のウィルスに感染してしまうと、男性の場合は陰茎がん、女性の場合は子宮頚がんへと進行してしまう場合があります。
そのため、性病にかかったことや患部を医師に診せることに抵抗があるために受診をためらってしまい、結果として治療が遅くなってしまうケースがしばしば見られます。
また、がんの発症までは数年から数十年かかることも多く、痛みや痒みもないのでそのまま見過ごされてしまうこともあります。

性器周辺にイボができた時は外見から悪性か良性かを判断することは難しいので、専門医を受診しましょう。
特に子宮頸がんは若い女性に多く発症する疾患であり、出産を考えている場合などには軽視できません。
イボは自然に減っていくことは稀で、専門医の治療を必要とする場合がほとんどです。
コンジローマの治療には、塗り薬を使用する場合と外科的な手術をする場合に分けられます。
医師と相談の上、治療を考えていくと良いでしょう。

塗り薬の場合は、イボ自体に直接、薬を塗布します。
外科的な手術はイボの状態によって幾つかの手術の中から決定されます。
医師の指導のもとで正しい治療法を選択しましょう。

コンジローマは、パートナーと同時に感染することが多い疾患であり、また再発することが多い性病でもあります。
大切な自分とパートナーの体と健康を守るためにも、痛みや痒みがないからといって放置せずに、一方に症状がある場合は二人で同時に治療することが大切です。
診療科は、女性は婦人科、男性は皮膚科や泌尿器科で診てもらうことができます。
二人で協力してコンジローマの治療を行いましょう。
また、感染を防ぐためにも、コンドームによる予防を行いましょう。

感染経路は性行為

コンジローマは性病です。
主な感染経路は性行為とその類似行為です。
直接性器同士のふれあいがなくても、その周囲の接触などによって感染することがあります。
性行為の際に、目に見えないくらいの小さな傷がつくことによって、その傷口が感染経路となってコンジローマに感染するのです。
皮膚疾患などによって、外陰部にすでに傷がある場合は要注意です。

また、口腔内が感染経路となる場合もあります。
性行為によって口腔内に感染し、それが悪性のヒトパピローマウィルスであった場合は咽頭癌に進行することもあります。
感染経路のほとんどは性行為ですが、サウナや銭湯などのような場所で感染することもあります。
いつ感染したのか、相手がはっきりわからない場合もあります。

また、妊娠中の場合は母子感染を起こすこともあります。
再発性呼吸器乳頭腫症を赤ちゃんが起こすことがあり、これは呼吸困難から命に関わることもあり、新生児にとって大変危険です。
もし、妊娠中にお母さんがコンジローマにかかっていることがわかった場合は、出産までにきちんと治療を受けて完治させておくことが大切です。
自覚症状がわかりにくいコンジローマですが、体からのサインを見逃さないようにしましょう。

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